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前回までのあらすじ
精子の検査をするために産婦人科に来院した二人。同業者からバレないために偽名を使って診断してもらい、少ない精子を頑張って出した弘尚。果たして彼の精子は大丈夫なのか…
前回までの STORY はこちら▶ 精子の検査
今日のSTORY
名前を呼ばれて診察室へ
中に入ると検査結果の紙を渡された。
- 精液量
- 総精子数
- 動いている精子数
が書かれてある。

先生は無言のままだ。
え、、、もしかして、問題があるの?
彼も自分から質問する様子もない
しびれを切らして私から質問をする。

この結果はどうなんでしょうか?
精子に何か問題でもあるのでしょうか?

大丈夫です。

この結果はどうなんでしょうか?
精子に何か問題でもあるのでしょうか?

少し量が少ないですが、妊娠できる可能性は十分にありますよ。
稼働率は高いですよ!

ありがとうございました!
私は安堵した。
ふと隣を見ると、ヤツはとても自慢げである。

精子大丈夫なんだ!!良かった!!

だから言ったじゃん!
見たか!稼働率は高いんだよ!
と二人で大盛り上がり。
この日はうれしくてうれしくて、
次の日は二日酔いコースへまっしぐらの楽しい時間だった。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回の STORY ▶第42話:神様の優しさ
これからもよろしくお願いします♡