第33話:パンツの湿り

前回までのあらすじ

勝負は、排卵誘発剤投与から24時間。タイミング良し!場所良し!精子量悪し!さて運命の結果は…?

前回までの STORY はこちら▶狙い撃ち

今日のSTORY

排卵から2週間。

トイレに行くたびに、パンツを見る。

とにかく生理がこないことを祈るばかり。

ちょっと湿ってる?と感じるたびにトイレにいってはパンツチェックをする。

最近の妊娠検査薬は性能がいいから

使用は生理予定日1週間後から使ってくださいと書いてあっても

人によっては予定日当日で色が変わることもあるらしい。

早いとわかりつつも、期待を込めて妊娠検査薬も試す。

何度試しても検査薬は陰性のまま…

そして、2週間と4日目。

はい、きました、生理。チーン・・・

精子がでないから、子供できないんだよ!絶対精子でてない!

妹に悲しみを打ち明けると

また2週間後に排卵日はやってくるよ!

落ち込んでいる暇なんてないよ!

気持ち切り替えて!次!次!

落ち込んでいる私にむかって妹はいう。

妹の言うように気持ちの切り替えは大切だ。

私は、また1クルーを終え、新たな周期へと入っていく。


今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

次回の STORY ▶第34話:排卵日の約束

これからもよろしくお願いします♡