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前回までのあらすじ
排卵日を狙い撃ちするため、産婦人科に通い始めたEMU。ついに排卵誘発剤を打ってもらえることになった。
前回までの STORY はこちら▶不倫中の妊活事情
今日のSTORY
念願の排卵誘発剤を投与されると

投与後、24時間以内にご主人と夫婦生活をおこなってくださいね。
と指導を受けた。私は病院を出るや否や、パパにすぐさまメールをする。

返事だけはいい。問題は精子の量だ。
仕事が終わると、彼と待ち合わせた。
場所なんてどこでも良かったが

ラブホじゃだめだ!ちゃんとしたホテルで子共を作ろう
という彼の意向に従った。
ホテルに到着すると

ちょっと一杯だけ
そう言ってビールを飲み始めた。
ビールなんて飲まなくていいから!早くしてくれ〜!!と心から叫んだ。
ビールを飲み干すと

よし!頑張ろう!
彼はそう言ったものの何かぎこちない…
ぎこちないのはいいとして、また精子の量が少ない気がする。
終わると彼は嬉しそうに

これで子供できるね!
という。
精子が出てない!
こんな精子量で子供なんかできるかっ!!
心の中でまた私は叫んだ。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回の STORY ▶第33話:パンツの湿り
これからもよろしくお願いします♡