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前回までのあらすじ
妊活をスタートしたのはいいが、一向に妊娠しない…精子が出ていない疑惑を抱きながらも言葉に出来ないEMU。排卵が不定期であると主張する弘尚。とりあえず、産婦人科に通院することにした。
前回までの STORY はこちら▶ コウノトリの不在
今日のSTORY
排卵日を正確に知るために、産婦人科に通うことに決めた二人。
結婚しているわけではないが病院では

主人が高齢でなかなか子供ができないため、妊活をしたいです。
と説明した。
内診を行い、内膜の厚さを図る、卵胞の大きさを見るなどして、
排卵しそうかどうか、着床できそうかどうかの検査が行われた。
浮気防止のために下の毛をそられていた私だが、
この年齢になると羞恥心というものが薄れていく。

うーん、まだ厚さが十分じゃないですね、まだ排卵しそうにないかな。
また3日後にきてください。
そういわれて、3日後に行くと
排卵検査薬で尿検査を行うとまだ薄い…

卵胞が・・・あれ?? もしかして排卵しちゃった!?
3日前にあの状態だったからそんなはずないけど・・・
一応こちらの排卵検査薬でも検査してみましょう。
その言葉を聞いて興ざめた。
えええええ、、、また今月もダメなの!?

うーん、この検査薬の薄さは、どうなんだろう。排卵が終わったあとか、もう少し時間がかかるのか・・・内膜の厚さはちょうどいいんだけど・・・
とにかく排卵してほしい。
とにかく妊娠してほしい。
とにかく先に進みたい。
そう思った私は少し悩んでいる先生に懇願した。

先生!排卵誘発剤を打ってください。
今すぐ打ってください!!

え?注射をうつかどうかを決めるの私です!
あなたじゃないですよ。

はい…

まあいいでしょう、打ってみましょうか。
イエス!!
少し不機嫌そうだったが、なんとか打ってもらえた。

注射が終わると、 必ず24時間以内にご主人と夫婦生活をおこなってくださいね。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回の STORY ▶第32話:狙い撃ち
これからもよろしくお願いします♡