第20話:両親へのあいさつ

前回までのあらすじ

入籍の日取りが1月1日に決まった。未だ離婚しない男が入籍すると言い張って、EMUの両親へ挨拶にくることになった.

前回までの STORY はこちら▶ 結婚の日程

今日のSTORY

顔合わせの日程が近づいてくるにも関わらず

彼の離婚話は一向に進む気配はない.

離婚はできるから安心して.

の一点張り

本当に離婚できるのだろうか?

いつまであの内縁の妻とは暮らすのだろうか?

両親へのあいさつ時には離婚はできている予定であったのに

先に進まない苛立ちから、なんでもいいから先に進めたい

そう思うようになってた自分もいた.

まあいずれ離婚するのからいいんじゃない

そんな感じで両親へ挨拶にくるのんきで図々しい男に

少しイラっとした.

両親には、”離婚歴がある医者”とだけ伝えてある.

父はあまりいい顔をしなかったが、

母は

開業医?いいじゃない~!

病気になっても安心だわ~

母の反応は適当な感じだった.

彼と私と両親4人だけで食事をする勇気がなくて

ちょうど妹夫婦が帰省する際に彼を呼ぶことにした.

結婚を許してもらえるかな?

心配だけど必ず結婚を申し込むから!

と意気込んできた彼だが

さすがに既婚のままでは両親にははっきりと言えなかったらしく

その日はただの楽しいお食事会で幕を閉じた。


今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

次回の STORY ▶第21話:新年

これからもよろしくお願いします♡