第44話:価値ある紙切れ

前回までのあらすじ

EMUの機嫌を取るために、価値のない紙切れを送ってきた弘尚。妹・友達の言葉でEMUのハートに火をつけた!

前回までの STORY はこちら▶ 待てない女

今日のSTORY

お姉ちゃんいい?

成美には嫁という立場があって安定してるの。

お姉ちゃんには何の保証もないのよ。

妊娠しても残るのはリスクだけ!よく考えて!

戸籍に守られている成美。

リスクしかない私。

どうすれば自分を守ることができるのだろうか?

保険証書?

簡単にヤツが私に保険証書を持ってくると思えない。

弁護士に相談?

お金と時間もかかる・・・。

そんなときネットで調べていると

公証役場という存在を知った。

これだ!

公正証書なら私を守ってくれる♡

公正証書は、法務大臣が任命する公証人(裁判官、検察官、法務局長、司法書士などを長年つとめた人から選ばれる)が作成する公文書なので、裁判になっても立証の必要がない。
公証人の手数料は11000円。そのほか法務局に納付する印紙代2600円、登記を頼むための手数料1400円がかかる。

そして反撃の時間が始まる!

こんな紙切れで馬鹿にしてるの?

え?

誠意を見てせよ、誠意!!

え?どうすればいいの?

こんなんでどうかしら?

・・・

異論は?

ございません…

ですよね~

公証役場、愛しているなら行けますよね?

わかった…

自分を守れるのは自分だけ!

明るい未来は自分で守ろう!


今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

次回の STORY ▶第45話:公証役場

これからもよろしくお願いします♡