第34話:排卵日の約束

前回までのあらすじ

排卵日を狙い撃ちしたにも関わらず今回は不発。チャンスは必ず巡ってくる!妹の言葉に励まされて、新しいやって来る排卵日に想いを馳せる。

前回までの STORY はこちら▶パンツの湿り

今日のSTORY

また1クルーを終え、新たな周期へと入る。

いつものように2週間目に入ると産婦人科に行く

主人が年だから妊娠しないんでしょうか?

私に特に問題はなさそうですよね?

ご主人を診察したわけではないので、はっきりとしたことは言えないです。

補中益気湯という漢方薬を2時間前に飲んでみてください。

精子が元気になるというデータもあるので。

先生のアドバイスを受けて、漢方薬も手に入れた。

今回はもっと用意周到に排卵検査薬も何本も購入した。

内膜があつくなったとき。

排卵検査薬が、ピークを示したとき。

それが絶好のタイミングだ。

生理2週目から毎日のように決まった時間に排卵検査行う。

生理14日目になっても、排卵検査薬の色は無色を示す。

排卵はいつだろう、と彼も待ち構えている。

まだ排卵起きない、ほんとに排卵するのかな?

ちょうど来週は3連休だし泊まろうか!

排卵日とかぶってくれるといいね!


そして、待ちに待った3連休がやってきた。

排卵検査薬のGOサインはまだでない。

待ち合わせのカフェに入ると、彼が待っていた。

いつもは休日は朝からビールを飲んでいる彼が

今日は珍しくソフトドリンクを飲んでいる。

そしてなんだか、、顔色が悪い…

どうしたの?体調悪いの ?

大丈夫。排卵きそう?

今日の朝の検査薬ではまだっぽい

そうか

1時間ほどたったが、話しもなんだか弾まない。

彼の体調は優れないようだ。

すみません、今日は帰らせてください

え?なんで?

ちょっと気分が悪くて

ホテルで休もうよ

いや、ごめん、ほんとうにごめん。気持ち悪い 。

だからホテルで休もうよ

排卵まだなんだよね?ごめん、今日は帰らせて

は?体調悪いからホテルで休もうって言ってんのに?

家帰って寝るのも、ホテルで寝るのも一緒じゃん!!!

体調悪いからってあの女のところに帰るが気に入らないだよ!!!

そして私はキレた。


今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

次回の STORY ▶第34話:閉経ババア

これからもよろしくお願いします♡